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専門コラム 「週間ルーセント通信」 第30話 自社が持つコア技術の深化を図る市場の捉え方

あなたの会社が持つコア技術や製品の市場とその規模は、
どのように捉えていますか?
当然といえば当然ですが、あなたのビジネスの規模は、
その市場規模、マーケットサイズに依存します。

では、ビジネスを一回り大きくしたいと思ったときには、
どうすればよいのでしょうか。
自らが持つ技術をガンガン使ってもらって、マーケットそのものを
一回り大きくする、というのが直球の答えですね。

しかし使う立場から考えた時、今まで使ったこともなければ、
見たこともないような製品を採用するというのはどうでしょう?
納得できるベネフィットがあって、採用することへのリスクが
小さいことが確実でなければ踏み出しにくいですよね。

では何か、もう少し簡単にビジネスを一回り大きくする方法は
ないのでしょうか?

実はあります。
それは、マーケットそのものを大きくするのではなく、
マーケットの”捉え方”を変えるということです。
マーケットを決める、ということはそのマーケットサイズに
応じたビジネスの枠をあなたの会社にはめることになります。
その捉え方を変えることを考えれば、市場規模もその捉え方で変わってきますね。

では、どのように捉え方を変えればよいのでしょうか?
ここでは3つの例を挙げて考えてみます。

  • 代替技術を考える

代替技術を考えるというのは、あなたの技術や製品を代替できる
モノは何か?を考えることです。
一般にいう競合だけではなく、全く別の技術や手法だけれど、
同じような問題に対して同じような解決法を提供している
モノがないか、検討することです。
従来はアプローチ方法が違うという理由で別マーケットと
捉えていた市場はありませんか?

  • 川上・川下を考える

川上・川下とは、サプライチェーンのことです。
あなたが考えている市場の川上や川下まで、あなたの技術や
製品のマーケットと捉えることはできませんか?

  • アライアンスを考える

アライアンスとは、協業ですね。
取引会社や協力会社が扱っている分野も、自社の製品の
マーケットと捉える方法です。

いずれの場合でも、マーケットの捉え方を変えるということは、
同時にあなたが持つコア技術も、その市場に適応させる
必要があります。
微調整で済むのか大きなバージョンアップが必要なのか。
はたまた何かを削ぎ落とすこともあるかもしれません。

しかし、その適応の過程では、その市場のニーズを
取り込むことができますから、それを自社の商品開発や
コア技術のブラッシュアップに活用できますね。
そして同時に新しく捉えたマーケットでの用途開発も、
すすめることもできるようになります。

あなたの会社では、コア技術のマーケットをどのように捉えていますか?