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専門コラム 「週間ルーセント通信」 第22話 イベントや展示会への取り組み方

昔から国内外を問わず、様々なイベントや展示会が開催されています。
例えば、今では隔年開催になったモーターショーが有名ですね。
自動車メーカーをはじめ、主要部品メーカーやディーラーが一同に介して、最新技術の展示を行う一大イベントですので、見に行かれた方もいるかと思います。

同じように、あなたのビジネスに関わる技術に関する展示会や、その最終製品をあつかうイベントなども、知名度の大小はあっても定期的に開催されていて、出展や参加をしたことがあると思います。
中小製造業のマーケティングと言う意味では、こういったイベントや展示会は積極的に活用すべきと思います。
しかし、いくつか注意しなければならない点はもちろんあります。
これを外してしまうと、単に時間と予算を無駄に使っただけ、になりかねません。
では具体的にどう考えればいいのか、そのポイントをあげてみます。

イベントや展示会自体の開催趣旨を確認する

 

基本の基ではありますが、以外に疎かにしがちなポイントです。
主催者側は、特定の意図を持ってスポンサーを集め、イベントを開催します。
どういった業種のどんな会社に参加してもらいたいのか、それによってどんな人や会社に参加してもらいたいのか、その規模はどのくらいを想定しているのか。
こういった開催趣旨から想定来場者の属性を事前に確認する必要があります。それによって、あなたがコストを払って参加をするべきかとうかが判断できます。

参加する場合は目的を明確にする

 

開催趣旨を確認し、来場者の属性から参加を決めたとします。
そのときには、あなたが参加するための目的を明確にする必要があります。
なぜなら、目的を明確にすることでゴールが設定できます。ゴールが設定できれば、費用対効果が測定できるからです。
よくありがちなのが、「業界のイベントだから」とか「毎年参加しているから」などの付き合いや惰性で出展するケースです。
動機がどうであれ参加すると決めたからには、ゴールを設定すべきでしょう。そして終了時に費用対効果を見て、その参加動機と効果を天秤にかける、そして次をどうするかは社長としてのあなたの判断です。

属性に合わせた展示内容、コンテンツを用意する。

 

実は、ここが最も大切でありながら、準備としては難しいところです。
普段付き合いがある会社や業界の人たちだけが出展し、来場するようなイベントであれば、あなたの会社が用意すべきコンテンツは、普段の技術紹介に使用している資料やデモンストレーションでもかまわないかもしれません。
しかし、イベントの趣旨から他の業界や業種の来場者が見込めるような場合には、それ用にコンテンツを用意しなければなりません。
簡単に言えば、あなたのコア技術を素人にもわかるように説明するコンテンツであり、どんな価値を享受できるのかがわかるコンテンツを準備する必要があります。
パネルなのか、プレゼンテーションなのか、デモなのか、最もわかりやすい形で伝える工夫が必要です。

例えばあなたのブースのデモを見た来場者が、
「それならウチのこんなところに使えば、あの工程が楽になるかな?」と
具体的な使い方がイメージできるようなコンテンツならベストでしょう。

イベントや展示会は、あなたの会社が持つコア技術を世間に公開して、あらたな用途開発を促進するには良い「場」になります。
ただし、その「場」の選び方や、そこでの「見せ方」つまりどんなコンテンツを準備するかによって結果は大きく左右されます。
あなたの会社でも、こういったマーケティング目線でイベントや展示会に取り組むことをお薦めします。
最大の期待すべき効果は、あなたのもtコア技術の新しい用途が誘起されることですから。